【研がない前提がおすすめ】いちばん最初に買う包丁の選び方【保存版】

包丁が欲しいけど種類が多すぎて難しいし、一体何をどう選べばいいのか分からない

という方は、
ステンレス三徳包丁を、研がない前提で予算に合わせて選ぶのがベストです。
記事の最後に、予算別におすすめの包丁を紹介しています。

初めての包丁選びは難しい


包丁選びって本当に難しいですよね。
私は今でこそ料理大好き人間で料理もよくしますが、その昔料理を始めたてのころはどういう包丁を持てばいいか分かりませんでした。

その時はとりあえず近くのホームセンターに行って、直感で使いやすそうな包丁を選んだのですが、すぐに切れなくなって、料理をするのがおっくうになってしまいました。

料理の出来は包丁の良し悪しで左右されますし、安全性やモチベーションにもダイレクトに影響するので、包丁選びはとっても大事です。

包丁といっても、素材と形状の組み合わせでかなり種類があるので、初心者は特にどれを選べばいいのか迷ってしまうと思います。

初心者目線で家庭シーンでどういった包丁がいいのか、包丁を20本以上持ち数々の包丁を使ってきた経験からお伝えします。
これを読めば包丁選びの迷いの旅から解放されるでしょう。

包丁の種類

まずは包丁の基礎知識から。
「種類はいいから早く結論が知りたい!」という方はこちらから飛べます。

包丁の形状


包丁はいろいろな形状があります。以下が代表的な形状です。

和包丁
出刃包丁、刺身包丁、蛸引き包丁、フグ引き包丁、菜切り包丁、薄刃包丁、船行包丁、相出刃包丁、麺切り包丁 など
洋包丁
牛刀、ペティナイフ、三徳包丁、パン切りナイフ、肉切りナイフ、骨すきナイフ など

上に挙げたもの以外にも、まだまだ多くのタイプの包丁があります。
基本的に家庭シーンで使う包丁は、三徳包丁、出刃包丁、刺身包丁、ペティナイフ、パン切りナイフあたりでしょうか。

食材や調理法によって使いやすい包丁は変わってきますし、国によって一般的に使われる包丁も異なるので、種類が多いのはうなずけます。

包丁の素材


さらに包丁には素材の違いもあります。
形状は一緒でも素材が違うだけで、切れ味や扱いやすさ、包丁の保管方法などが大きく変わってきます。
代表的な素材をそれぞれ説明します。

包丁の素材として基本にして不動の人気を誇る鋼。
実は鋼といってもその中にも色々な種類がありますが、専門的な話になるのでここでは割愛します。

鋼はしっかりメンテナンスをすることで抜群の切れ味となるので、プロの料理人さんに使われることが多いです。

価格も安定していてお手軽さもあります。

ただ、ひんぱんに研がないと切れ味が持続せず、サビができやすいというデメリットがあります。

ステンレス

切れ味は鋼に劣るものの、鋼と比べて軽くすぐに錆びないので、管理しやすい素材です。

包丁の刃と柄が一体化しているものも多く、デザイン性にも優れています。
総合的にみて扱いやすいので、家庭で一番使われているのがステンレスではないでしょうか。

そのため、市場に出回る数も一番多いイメージです。

セラミック

金属ではないところでいうと、最近ではセラミックの包丁も増えています。
セラミックの特徴は軽くて硬いということ。トマトやほうれん草など柔らかい食材に対しては扱いやすいです。

しかも、切れ味も鋼に匹敵するといわれるくらい切れます。

ただ、鋼やステンレスと比べると刃こぼれを起こしやすいので、魚を捌く時や固い食材を切る時には向かないというデメリットがあります。

また、お手入れには普通の砥石は使うことができず、ダイヤモンドシャープナーを使う必要があります。

チタン

セラミックよりもさらに新しい素材であるチタン。

チタンは金属ですが、その性質上錆びることはなく、軽さもセラミックと同程度です。
しかもセラミックのように専用のシャープナーを用意する必要はなく、砥石を使って研ぐこともできます。

ただ、鋼やセラミックと比べると切れ味は劣り、価格が高いのがデメリットです。

このように包丁には色々な種類があり、素材とかけ合わせるととてつもない数になります。

初心者におすすめの組み合わせ


これだといったい何を選べばいいのかますます分からなくなりそうですが、包丁を持っていない人がはじめに選ぶものはズバリ、

(研がない前提で選んだ)ステンレスの三徳包丁

の一択だと思っています。

その理由を説明します。

「研がない選択」をする理由

まずは「研がない」ということから。

研がないと切れ味は落ちる

基本的に、包丁はどんな素材でも研がなければ切れ味は良くなりません。

特に柔らかい素材である鋼を使った包丁は、硬いものを切ったらすぐに切れ味が落ちてしまいます。

私自身、大きめの魚を捌くときは鋼の出刃包丁を使いますが、魚を捌き終わったら毎回包丁を研いでいます。

それくらいしないと切れ味は持続しません(その代わりとてもよく切れます)。

包丁は砥石で研ぐのが基本ですが、砥石を使った事がない人が、砥石を使って包丁を研ぐのは結構ハードルになると思います。

であれば、そもそも研がないことを前提に包丁選びをすることをおすすめします。

包丁はおろしたてが一番切れる

購入したて、おろしたての包丁はよく切れます。

それは、メーカーがしっかりとメンテナンスを行い、最高の状態にした一本だからです。

研がないことを前提に選ぶとは、おろしたての包丁を手に入れ、切れ味が悪くなったら新しい包丁を買いなおすという方法です。

そうすれば、ずっと切れ味の良い包丁を使い続ける事ができます。

そんなこと言ったって、包丁って高いでしょ

と思うかもしれませんが、ちゃんとしたメーカーの包丁でもいまの日本では安くで買える三徳包丁がたくさんあります。

そういった安い包丁をのちほど詳しく紹介します。

研ぐのは包丁の扱いに慣れてから

切れ味が悪くなったら買い替えるという方法はエコではないので微妙かもですが、初心者がいきなり包丁を研ぐのは少しハードルが高いです。

自分に合った良い包丁を長く大事に使うのが理想ですが、良い包丁は値段も高いです。
数万をはたいて買った包丁をうまく使いこなせなければ、ただの宝の持ち腐れになってしまいます。

良い包丁を手に入れて研ぎ方を覚えるのは、包丁の扱いに慣れ、料理を楽しめるようになってからでも遅くないと思います。

料理が上達したら道具にもこだわりたい欲が出てきます。
そのときにぜひお気に入りの一本を見つけ、長く大事に使ってほしいです。

ステンレスを選ぶ理由


次に素材についてです。

ステンレスはメンテナンスが簡単

前に紹介したように、基本的に切れ味が一番いいのは鋼です。
ですが、あくまでそれは日頃から砥石で研ぐことを前提にしたもの。

ステンレスは鋼のようにすぐに錆びることはありませんので保管も楽です。

また、安価で刃こぼれもしにくい特徴があります。

研がないことを前提に選ぶのなら、総合的にバランスの取れているステンレスを最初に選ぶべきだと思います。

三徳包丁を選ぶ理由


最後にどうして三徳包丁がいいのか説明します。

肉、魚、野菜用の包丁

「三徳包丁」の「三徳」とは、その用途として「肉」、「魚」、「野菜」を指しているのだそうです。
刃渡り16cm~18cmくらいの長さのものが多く、幅広いシーンで使うために開発された包丁です。

三徳包丁が作られたのは戦後から。
それ以降、家庭シーンで愛されているロングセラーの形状です。
これほど長い間、基本的な形状を変えずに使われている包丁ということは、それほど使いやすく理にかなった包丁だということです。

私自身、たくさんの種類の包丁を持っていますが、実際料理をする際にメインで使う包丁は三徳包丁が多いです。

予算別おすすめ包丁

それでは、ステンレスの三徳包丁を予算別にご紹介します。

100円~

100円ショップにも包丁が売っています。
ダイソー、セリア、キャンドゥなどに売っていて、どれも100円とは思えないほどよく切れます。
三徳包丁はたいてい「万能包丁」として陳列されていることが多いように思います。

その中でも個人的におすすめなのは、ダイソーのGalaxy。
最近フッ素加工を施した黒も登場しています(200円)。

魚でもアジ一匹を捌く程度なら、このダイソーの包丁でも十分だと思います。

ただ、切れ味はすぐに落ちます。
安いですし、いくつかまとめ買いして置くのもいいかもしれません。

1,000円~

ステンレスの三徳包丁は1,000円から5,000円くらいまでが一番のボリュームゾーンで、デザインも数多くあります。

いずれ買い替えることを考えると、まずはこのくらいの予算から選ぶのが良さそうです。

以下は値段の割に機能性が高いおすすめの包丁です。
よければ参考にしてみてください。

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シャープナー

砥石で研ぐのはハードルが高くても、シャープナーで研ぐのはそう難しくありません。
砥石ほどの効果はありませんが、それでも何もメンテナンスをしない状態の包丁と比較すると、シャープナーを使って研いだ包丁のほうが切れ味は持続します。

そこまで高いものでもないので、買っておいても損はないと思います。

良い包丁は一生モノ

良い包丁は高いものになると数十万円するものもあるくらいなので、一生モノの買い物だ思います。
自分に合った包丁を使うことで料理の腕があがることは間違いありません。

ただ、いきなり高い包丁を買ってしまうと包丁研ぎなどのメンテナンスでつまづいてしまったり、自分にあった包丁でなかった時にもったいないことになってしまいます。

まずは上で紹介したようなリーズナブルで一般的(でも切れ味は良い)なものを手に入れ、包丁や料理に慣れることから始めてみることをおすすめします。

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